簡単にバランスが取れる配色技法


4つの色彩調和論

アメリカの色彩学者ジャッド(Deane B.Judd)による調和論です。彼が唱えた調和論は主に4つに分類されます。

  • 1.秩序の原理…一定の法則による規則的に選ばれた色は調和する
  • 2.なじみの原理…自然界にある色の変化や見慣れている配色は調和する
  • 3.類似性の原理…どこか共通性のある色同士の配色は調和する
  • 4.明瞭性の原理…合わせる色の関係(コントラストや明度など)がはっきりしていると調和する

今回は使いやすく、配色のしやすいこの秩序の原理のトライアド配色にてカラーパターンをご提案します。

トライアド配色

トライアドは「3つの」という意味です。
トライアド配色は色相環上を3分割する位置の3つの色相を用いた配色のことをいいます。
色相環上を三角形にとるので、安定感のある配色になります。

トライアド配色レッドパターン

赤からは太陽や火の熱く活発なイメージが浮かびます。
エネルギーを感じさせるアクティブな色です。
人が生きるために必要なものと多く結びついている赤は、他のどの色よりも強い刺激があります。
気分を高揚させる働きから元気を与えてくれたりスポーツで闘争心を駆り立ててくれます。

トライアド配色オレンジパターン

橙色は赤色と黄色の中間に位置する色です。
赤色と黄色のイメージの良い所だけを取ってきた色の中でのビタミン的な役割になっています。
喜びや幸福感、親しみ、元気、明るいといったポジティブな印象を強く受けるのでいろんなシーンで使えます。

トライアド配色イエローパターン

黄色は有彩色の中で一番明るい色です。
光や太陽のイメージが浮かびます。
見ているだけで心を弾ませ楽しい気分にさせてくれるのでコミュニケーションを円滑にしてくれます。
知性を刺激し行動を活性化してくれます。
昼夜問わず認識しやすいので注意の色として使われます。

トライアド配色グリーンパターン

安心感や安定、調和を表す色です。
木や森などの自然の色でもあるので気持ちを穏やかにし心をリラックスさせてくれます。
黄色と青色の混色でも作られる緑は2つの色と似たイメージも持っています。
控えめな色なので他の色とバランスがとれます。

トライアド配色ブルーパターン

青からは空や海、水といった広大な自然のイメージが浮かびます。
爽やかな空、生命の源の海、体に不可欠な水と接する機会が多い色です。
好感度が高く、世界的に見ても一番人気が高い色の系統です。
好む人が圧倒的に多く嫌う人が少ないというのも特徴となっています。

トライアド配色パープルパターン

赤紫~青紫まで幅広い色域が紫と認識されます。
青と赤が混ざり合い多様な色合いが生み出される紫は、感性を鋭くしインスピレーションを高めてくれます。
動の赤と静の青、相反する色が共存しているため「高貴と下品」「神秘と不安」など二面性をもっています。
場面によって色の性格が変わる複雑な色です。

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