試薬メーカからの申請を起点とし、試薬管理を含めたパラメータ配信まで行うワークフローをシステム化する
■開発環境
言語:Java9
framework: Spring Boot Web 2.2.0, Spring Boot Security 2.2.0, MyBatis 3.0など
サーバー:Tomcat9, amazon EC2
DB: MySQL
OS:WindowsServer2019(リリース環境),Windows10(開発環境)
■主な機能
・試薬申請機能
・試薬申請内容検討機能(審議会管理機能)
・顧客管理
・申請試薬パラメータ登録、管理機能
・液性試験管理機能(試薬の液体反応の試験を管理する機能)
・各種マスター管理機能
・ユーザー管理機能
・試薬検査機器実機連動機能
・試薬検討結果インストール用ジメージCD作成機能
・申請データワークフロー管理機能
・過去データ閲覧機能
・権限管理機能
・試薬検査実機管理機能
■背景
※開発経緯については試作版の記事をご覧ください。
試作版で作成したMOCのシステムを十分に検討した結果、作るべきとの判断をお客様よりいただき、
試作版で詰めた仕様+不足している機能や追加した方が良い機能等を時間をかけて検討し製品版を作成した。
■対応
要件に基づいた、生化学自動分析装置で使用される専用試薬の試薬登録業務、
分析パラメータ、試薬登録情報を管理するためのシステムを設計し開発する。
100人月を超える大規模開発となり、完成までに1年以上かかる長期開発となったが、無事完成しリリースとなった。
本記事を執筆している段階では、まだ内部の運用テストの段階の為、正式リリースはまだされていない。
納品物はお客様の満足をいただき、無事検収をいただいている。
運用テストの段階で機能拡張の開発依頼をいただき、別プロジェクトとして引き続き開発を行っている。
■効果
・試薬登録業務をシステム化し効率化に達成。
・試薬登録業務を見える化しパラメータおよび管理情報の共有化にも達成。
・従来システムとの連携にも達成。